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「粉浜の宝物」上を向いて歩こう その5

粉浜商店街の歴史を看板に見る! 
「上を向いて歩こう」シリーズ第5弾です。



さて、今回は「上を向いて歩こう」特別編。
看板のオーソリティをお迎えして、商店街の看板を見て歩きます。

「粉浜の宝物」上を向いて歩こう その5




ゲストに迎えた綿谷 登さんは、大阪城近くの某テレビ局のプロデューサーとして人気番組を数々手掛け、また大阪芸術大学で客員教授として「劇空間デザイン」「アートマネジメント」などを指導しておられる方。

というとお堅い先生かと思いきや。

実は針中野生まれの看板屋の息子さん(家業は弟さんが継いでおられるとか)で、

「昔、映画館の入り口の上にでっかい手描きの絵看板が掲げられたでしょ。親父はあんなんを若い頃手掛けてたようですわ」と大阪弁で軽快に話す気さくな方です。 

「粉浜の宝物」上を向いて歩こう その5




『上を向いて歩こう』企画のことをお話しすると、
「それは面白い! 下町の商店街、大好きです!『やろく』さんにコロッケを食べによく行きましたよ」と気軽にお出ましくださった。

その目に粉浜商店街はどう映ったのでしょう。
 
1つ1つの看板に向ける目の付け所にビックリしたり、街の景観、町おこしに繋がるアイデアなどもあふれ出す綿谷さんのお話しを2回に渡ってお届けします。




南海本線粉浜駅側から突入! 
わいわいロードを入ってすぐの『居酒屋 一(かず)』の一升瓶型の陶器の看板にビビッと反応する綿谷さん。



「粉浜の宝物」上を向いて歩こう その5


「これはいいですねぇ。店内の雰囲気をイメージさせる。隣の竹も中に灯りを入れて竹燈りにするのもいいんやないかな。竹は今嫌われ者で手に入りやすいですよ」。

 えーと『上を向いて歩こう』企画なのですが…。

「看板は必ずしも上につけなあかんわけやないですからね。ファサードをトータルで見ましょう。看板は主役か脇か。どっちもアリですよ」。




合流点の広いスペースに足を止める。

「粉浜の宝物」上を向いて歩こう その5


「ここはもったいないですね。天井も高いしイベントなどできるように作ったのかな。すぐ横に小学校があって子供らが通るなら、子どもが遊びに来る場にしたらどうでしょうね」。




一際明るい雰囲気の『牛良』は「テントが可愛らしいですね」。

「粉浜の宝物」上を向いて歩こう その5


ちょうど店先に居た2代目が「ああ、これは太陽光がショーケースに反射して商品が見にくいとオジイチャンが付けたもんです」とニッコリ。

「実用とともに大事なポイントはテントの下にいるとショーケースに集中させることができる点。

例えば天井の高い寄席はないんです。天井が低い方が話芸に集中する。フィスティバルホールなどで落語はやらないでしょ」。

へぇ、なるほど。

「それに、1枚でなく三ツ羽になってるのがいい」。これは隣の店2軒分、後から広げたためらしいが、「同じ赤いテントが3つ続くことで1軒のお店という繋がりが作れてるんですよ」。



まだまだ続く、看板のお話・・・


続きは、こはま日和でお楽しみください。


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